脊柱管狭窄症

「脊柱管狭窄症」は今流行の病名です。ちょっと前までは「坐骨神経痛」と呼ばれていた症状です。

画像診断が進歩してX線撮影では確認できなかったものまでMRIで詳細に撮影できるようになりました。その弊害（？！）でこの病名が流行っているのです。

しかし、画像診断で人の痛みを判断することは不可能です。骨折していれば痛みますが、折れていなければ骨粗鬆症のお婆ちゃんでも痛くありません。

しかも圧迫骨折では折れている自覚症状が無いまま生活している方も少なくありません。

脊柱管狭窄症の特徴的な症状として現れる「間欠性跛行」について、しゃがんで休めば楽になるということは、「神経」が問題なのではなく「筋肉」に問題があるということです。

また、たとえ手術をしたとしても予後はあまり良くないという論文が出ているのも確かです。

整形外科ではそのような説明は一切なく、早く良くなりたければ手術しかないと勧められます。

脊柱管狭窄症の施術では、痛い所や硬い所はほとんど触れず、見落とされている「サボっている筋肉」にアプローチしていきます。

関節を守り安定させている筋肉のバランスが整えば、「正常な関節運動」が出来るようになり、結果として痛みやシビレは改善されていきます。

また、身体への負担を強いる手術を回避できるのであなたの人生は大きく良い方向に舵を切ることができます。

痛みが和らぐと自然と自信もついて積極的になり、今まで出来なかったことにチャレンジ出来るようになります。